特別プログラム
小学生のうちに大切なのは、「勉強を通して自分自身を信じることができる経験」を積むこと
小学生が勉強を通して「自信」を持てる瞬間は、実はテストしかありません。
「予習して授業が分かった」「授業中に手が挙げられた」——
そうした実感だけでは、本当の自信にはつながりません。
子どもがテストを返される瞬間。
答案を両手でめくり、点数が書いてあるテストの右端を指で隠し、両目をゆっくり開いて点数を確認する——
そのたった数秒の中に、自信が生まれるかどうかのすべてが詰まっているのです。
だから私たちは「努力の結果を自分の手で確かめる経験」を重視します。
間違いを直し、次に挑戦する。その繰り返しの中で、「やれるかも」という感覚が確かに積み上がっていくのです。

EBメソッド
による指導
EBメソッド
による指導
小学生指導におけるEBメソッドの目的は 「正しいやり方を身につけ、努力を再現できる子に育てる」ことです。
私たちは授業の中で、次の3つの力を育てるようにEBメソッドを活用しています。

単に「答えを覚える」ではなく、「なぜそうなるのか」「自分の言葉で説明できるか」を重視します。
図・色分け・線引きなどを使い、子どもの思考を可視化。
「わかったつもり」をなくし、本質理解を育てます。
間違いノートや誤答分析を活用し、「どこで間違えたのか」「次にどう直すか」を一緒に考えます。
「できなかった」を「できるようにする」までの過程を繰り返すことで、努力の意味と成功体験を結びつけ、自信を育てます。
宿題や復習ノートも“自分の計画”で進められるよう指導。
「計画 → 実行 → 振り返り → 修正」を自分で回せるようになることで、中学生以降の自立学習につながる学習姿勢を確立します。
この習慣を続けることで、勉強だけでなく将来の選択にも通じる「自律力」を養います。
指導の流れ(90分授業の一例)
エターナルブリッジの小学生指導は、単なる学習時間ではなく、「できた!」の実感を生み出すためのプロセスとして設計されています。
EBメソッドの「反復 × 誤答分析 × 時間意識」の3要素を軸に、1回の授業ごとに達成と自信を積み重ねます。
| 時間 | 内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 0〜10分 | 前回復習・小テスト | 前回内容の定着確認とウォームアップ |
| 10〜70分 | 本時学習(解説+演習) | 新内容の理解・演習・応用までを一体化 |
| 70〜85分 | 誤答解説・まとめ | 問題理解のズレ修正と重要ポイント再整理 |
| 85〜90分 | 宿題・報告 | 家庭学習指示/保護者・教務室への報告共有 |
授業記録はすべて教務室がモニタリング。
次の授業では「何をどう改善すべきか」を具体的に分析し、一度の授業で終わらない継続型のサポートを行います。
学校補習
学校の授業がわかることは、学習への自信と自己肯定感の出発点です。
エターナルブリッジでは、単元ごとの理解確認を行いながら、学校の授業内容を完全に定着させることを重視しています。
宿題やテスト勉強を“手伝う”のではなく、「自分で整理して理解できる学び方」を育みます。
授業は教務室が学期ごとの学習計画を作成し、家庭学習までを一貫管理します。
これにより「授業についていけない」「テストの点が安定しない」といった悩みを早期に解消します。
目的
エターナルブリッジの小学生「学校補習コース」は、学校での学習内容を確実に理解し、“わかる・できる”を積み重ねることで、自信を育てることを目的としています。
成績を上げること自体がゴールではなく、「努力すれば結果が変わる」という実感を持ち、自分を信じて学ぶ力を身につけることがこのコースの本質です。
私たちは勉強を「手段」と捉えます。
それは、将来の夢を語り、実現するために必要な「自信」「集中力」「継続力」を育てるプロセスだからです。
特徴と指導内容
- 学校の進度・内容に完全準拠
- 教科書(光村図書/東京書籍/啓林館など)、問題集と学校配布プリントを中心に、授業理解を最優先。
- 「授業がわかる」「テストに出る」が一致する指導を徹底します。
- 算数は必要に応じて、戻り学習(前学年までの総復習)を行うことで、子どもの自信を育みます。
- テストに直結する“単元ごとの達成型指導”
- 単元テストを目標に設定し、1つずつ確実に成功体験を積ませる。
- テスト後には誤答分析を行い、苦手の芽をその場で摘み取ります。
- 国語・算数の基礎反復で“思考力の土台”を育成
- 読み取り・記述・暗算・図形思考など、将来の中学内容にもつながる「考える力」を小学生のうちに育みます。
- 家庭学習サポート
- 授業外でも学習習慣を続けられるよう、宿題や確認テストを通して“自分で管理する力”を指導。
指導時間の目安
1回90分 × 週1〜2回
中学受験対策/他塾併用
SAPIX併用対策
SAPIXの学習は「授業の理解」と「家庭学習の管理」が鍵です。
授業スピードが速く、復習中心のスタイルで進むため、家庭での復習をどれだけ正しく積み上げられるかが成績を大きく左右します。
エターナルブリッジでは、SAPIXのテキスト・デイリーチェック・確認テスト・マンスリーテストをもとに、一人ひとりの理解度を可視化し、「何を・どこまで・どうやって」復習すべきかを具体的に設計します。
授業で出てきた内容を
- その日のうちに整理する「復習ノート」作り
- 解き直しの優先順位づけ
- 暗記系(理社・漢字・語句)の分散学習スケジュール化
といった形で体系化。
単に「質問対応」や「宿題の手伝い」をするだけではなく、SAPIXの学び方そのものを身につけさせる指導を行います。
また、苦手単元が積み重なってしまった場合も、過去の単元テキストやテストを分析し、「戻りすぎず・飛ばしすぎない」リカバリープランを立てます。
教務室が全体設計を行い、家庭教師が日々の進捗をフォローするため、保護者の方がすべてを把握・管理しなくても、安心してお任せいただけます。
「塾に行っているのに成績が安定しない」
「復習をしているのにテストに反映されない」
――そのようなお悩みに、EBメソッドは最も力を発揮します。
日能研併用対策
日能研の教材は文章量が多く、論理的思考力が問われます。単に「解ける」だけでなく、「なぜそう考えるか」を言葉で説明できる力が必要です。
エターナルブリッジでは、日能研のテキストと週テスト・カリテの出題傾向を分析し、読解力・記述力・計算精度を軸に指導します。
特に国語は「設問の構造分析」と「選択肢の思考プロセス再現」を徹底し、塾での模試やクラス昇降に強い論理型学習を形成します。
四谷大塚併用対策
予習シリーズの体系的内容を、週単位の復習で定着させます。
エターナルブリッジでは「予習シリーズ」+「週テスト」+「公開組分け」を軸に、学習の流れを完全に見える化。
弱点単元を週ごとに修正し、家庭教師が1:1で定着を支援します。
特に算数の「思考型問題」は図解・手順化により、どんな設問にも対応できる「考え方」を身につけます。
早稲田アカデミー・その他進学塾併用対策
授業スピード・宿題量・確認テストなど、進学塾ごとに負担のバランスは大きく異なります。
エターナルブリッジでは、それぞれの塾カリキュラムを教務室で分析し、「家庭でどのように学習時間を分配すべきか」を具体化。
特に早稲アカのように宿題が多い塾では、科目間の優先順位づけと1週間の進行計画を個別に設計します。
塾と家庭教師の“二重構造”を最適化することで、塾の成果を最大限に引き出します。
不登校のお子さまへ
─ 家庭教師 × キャリア教育という新しいかたち ─
エターナルブリッジの不登校講座は、単に「勉強を教える」だけではありません。
学ぶ意味を取り戻し、将来へとつなげるための講座です。
多くの塾や家庭教師サービスが「学力回復」で終わる中、エターナルブリッジはそこにキャリア教育を組み合わせた唯一の指導体系。
一対一の指導だからこそ、「この子が何に興味を持ち、どんな未来を描きたいのか」を理解し、学習内容とキャリア意識を丁寧に結びつけていきます。
たとえば、英語の勉強をしながら海外の働き方を知る。
数学の問題を通して、ビジネスやデータの世界に触れる。
そんなふうに、「勉強」と「社会」を線でつなげることが、エターナルブリッジのキャリア教育です。
大学生講師や社会人講師との対話を通して、子どもは少しずつ“自分の将来”を想像しはじめます。
「この勉強は、何のためにするのか?」が見えた瞬間、学ぶ意欲が戻り、表情が変わります。
エターナルブリッジの不登校講座 3つの特徴
- 「関係づくり」から始める家庭教師
最初は勉強ではなく、雑談や趣味の話から。
「話せる」「分かってくれる」関係をつくることが、再スタートの第一歩です。
担当講師は、不登校の子どもたちと多く関わってきた経験者。自信が戻るまで、焦らず、寄り添いながら伴走します。
- 家庭教師orオンラインのハイブリッド型
自宅訪問とオンライン授業を選択したり、組み合わせたり無理のないペースで学びを再開します。
外に出られない時期でも、講師の顔や声が近くにある安心感を大切に。
教務室による学習管理と定期報告で、保護者も常に状況を把握できます。
- 講師の選択・変更について
「相性」を大切にしています。
不登校の指導では、どんな指導法よりも「誰に教えてもらうか」が何より大切です。
エターナルブリッジでは、初回面談で生徒の性格・興味・現在の状況を丁寧にヒアリングし、最も相性の合いそうな講師を選定します。
もし授業を進める中で「ちょっと合わないかも…」と感じた場合は、講師の変更がいつでも可能です。
ご家庭・生徒・教務室が三者で話し合い、新しい講師を選定します。
また、すべての講師は教務室による研修と定期評価を受けており、学習面だけでなく、コミュニケーション力・共感力・誠実さを重視しています。
「優しさ」と「根気強さ」を兼ね備えた講師陣が、お子さま一人ひとりの“ペース”に合わせて寄り添います。
- 「勉強のその先」を見すえたキャリア支援
学びを通して目指すのは、学力アップだけではなく「生きる力」の回復。
将来どんな仕事をしたいか、どんな人生を送りたいか——
キャリア教育を専門とするエターナルブリッジならではの視点で、学校復帰だけでなく、一人ひとりに合った“これから”を一緒に考えます。
保護者の方へ
不登校は「止まっている」のではなく、「考えている時間」です。
お子さまがもう一度立ち上がるための力を、焦らず少しずつ蓄えています。
私たちは、家庭教師と教務スタッフがチームで関わり、お子さまの「今」と「未来」に寄り添います。
ご家庭との面談・報告・相談の機会を定期的に設け、チームでの支援を心がけています。
メッセージ
不登校の子どもたちに共通しているのは、「本当は変わりたい」という想いがあること。
私たちはその想いを、勉強という“手段”で支えます。
小さな一歩を、一緒に積み重ねていきましょう。
